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サッと溶けて飲みやすい! 湿製錠®

錠剤内部に多くの細孔を有する素錠(湿製錠®)の特徴

湿製錠®の由来

通常の錠剤は粉体を乾燥してから打錠する乾式打錠法です。
湿製錠®は、粉体を湿ったまま打錠する湿式打錠法です。
湿ったまま造した剤」ということから「湿製錠®」と命名されました。
昔は、型に入れて製造していたことから「Molded Tablet」(Mold=型にはめる)と呼ばれていました。

製剤の構造と特徴

  • 内部に多くの細孔(すき間)を有する多孔構造で、そのすき間に水分が入ることにより、錠剤内部から崩れて、口の中でサッと溶けます。
  • 薬物を含む湿った粉体を低圧で打錠・乾燥
〈製剤の構造〉

湿製錠®は、薬物を含む湿った粉体(下図左)を、直接打錠し乾燥させるため、内部に多くの細孔を有する多孔構造の錠剤(下図右)となっています。低圧で緩やかに打錠することで、適度な硬度を有する湿製錠®が製造可能になり、通常の錠剤と同様の取扱いができる錠剤になっています。

製剤の構造

(社内資料)

〈服薬時のメリット〉
  • 水を含むと速やかに崩壊

    服用しやすい 
    嚥下障害のある方や服薬錠数の多い方等の服用性が向上

  • 少量の水で服用できる

    就寝前、水分制限時等に適している
    唾液分泌量が少なくなったご高齢の方も服用しやすい

  • 口にザラザラ感が残らない

    服用後の違和感がない

(社内資料)

一般の錠剤と湿製錠®の崩壊性の比較

同じ製剤原料を使用し、一般の錠剤に成型したものと速崩性の錠剤に成型したものとで、簡易的に崩壊性を比較してみました。

(社内資料)

ロスバスタチンOD錠・オルメサルタンOD錠の崩壊動画

湿製錠®は水を含むと速やかに崩壊する錠剤です。
錠剤内部にはたくさんの細孔(すき間)があり、水が速やかに浸透するようになっています。

また、水が浸潤しやすい添加物と結合剤を配合することによって、水を含むと速やかに崩壊するにもかかわらず、通常の錠剤と変わらない硬さをもつ錠剤となっています。

  • 再生・一時停止

    ロスバスタチンOD錠の崩壊動画
    (水中(常温)でスターラーにて撹拌)、撮影:エルメッドエーザイ

  • 再生・一時停止

    オルメサルタンOD錠の崩壊動画
    (水中(常温)でスターラーにて撹拌)、撮影:エルメッドエーザイ

(社内資料)

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湿製錠®の臨床的有用性